汗が多くて悩んでいても本当に自分が多汗症なのか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
多汗症は悩んでいる方は多いのに受診率は非常に低く10%未満ともいわれており、皆さんが思っている以上に本当は受診のハードルを下げてもいい疾患です。あなたが、受診されていない90%の方に該当するかもしれません。
わき汗が多くて日常生活に支障をきたすほどの場合、保険適応の塗り薬で治療できるようになりました。
ネーミングの由来は汗の線である「エクリン腺」をロックするからだそうです
1日1回わきの下に塗るだけの治療なので注射に抵抗がある方にも受けやすいと思います
効果が出るまでの期間も2週間と比較的早くに実感できます。
すこしでも自覚症状がある方は、お気軽にご相談ください。
「原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015年改訂版」における原発性局所多汗症の診断基準は、局所的に過剰な発汗が明らかな原因がないまま6ヵ月以上認められ、
①発症が25歳以下であること(現在の年齢ではありません)
以上の6項目のうち2項目以上を満たすこととなっています。
患者さんの自覚症状や日常 生活への支障に基づいた4段階の評価指標であるHDSSを用いた問診で判定します。
多汗症診療が新時代を迎えようとしているといえます。外用剤、「エクロック®ゲル5%」は世界に先駆けて本邦で承認・発売されました。 今まで治療選択肢が少なかった原発性腋窩多汗症に対して、 保険適用の治療選択肢が新たに加わったインパクトは非常に大きいと思います。
エクロックの有効性の検証と安全性の検討を実施した試験を紹介します。
HDSSが3以上 かつ両腋窩の発汗重量がいずれも50mg以上の日本人原発性腋 窩多汗症患者281例を対象とした、多施設共同無作為化基剤 対照二重盲検並行群間比較試験です。
実薬または基剤を1日1回、就寝前に6週間 腋窩に適量を塗布しました。
「治療終了時(6週目)のHDSSが 1または2であり、治療終了時の両腋窩合計発汗重量のベース ラインとの比が0.5以下の患者の割合は、エクロック群は53.9%、基剤群は36.4% であり、エクロック群が基剤群より有意に高く、エクロック群の 基剤群に対する優越性が検証されています。
承認時評価資料[検証的試験(BBI-4000-06)]
『原発性腋窩多汗症』という診断がつき重症であると医師に診断された場合に適応となる処方薬です。
当てはまるかもしれない方はお気軽にご相談ください