高尿酸血症になったからといって、すぐに痛風になるわけではありません。しかし、尿酸値が6.0mg/dlを超えると、体の中では尿酸が蓄積する方向に向かいます。7.0mg/dlを超えると、尿酸結晶が関節に沈着し、関節炎などの発作が起こりやすくなります。
この状態が続くと、関節内に尿酸の結晶がたまり痛風発作を起こします。
健診などで、尿酸値が高いと指摘されたら、発作が起こる前に受診しましょう。
発作が起こったときは、一時的に尿酸値が下がり、診断が難しくなる場合もあります。