だて整形外科リハビリテーションクリニック

関節リウマチ 診断

2021/12/16

症状と画像検査(レントゲンやエコー検査)、採血を中心に総合的に判断します。

症状

  • 朝のこわばり
    朝起きてしばらくは関節が思うように動かせないことをいいます。朝のこわばりが強いと、洗顔・はみがき・朝食の準備などが思うようにできないことがあります。
  • 関節症状
    関節リウマチでは特に指(第2・3関節)や手関節から発症することが多いです。

採血

  • リウマトイド因子(リウマチ因子)
    リウマチ因子は関節リウマチの方の約80%の方が陽性となります。
    早期リウマチでは陰性になることもあります。
  • 抗CCP抗体
    抗CCP抗体はより早期から陽性になることが多く、当クリニックでは症状からリウマチが疑われる場合は、抗CCP抗体を検査します。
    抗CCP抗体が陽性だと、関節リウマチである可能性が高くなります。
  • CRP・ESR・血沈(赤血球沈降速度)
    関節の炎症を表します。当クリニックでは、治療効果判定の指標の一つにしています。