だて整形外科リハビリテーションクリニック

入谷式足底板(導入編)の研修会

2019/05/23

5/19に宇部市の西川医院で開催された入谷式足底板(導入編)の研修会に参加させて頂きました。

西川医院の上野倫史先生に講師をして頂きました。 講義では、入谷式足底板の概要のほか身体全体の1/4の骨が集まる足部の骨・関節の構造や各関節の立位・歩行への影響、運動連鎖(カウンター理論)等を学びました。

実技では、足底板を作成する上でポイントとなる第1足根中足骨関節・楔舟関節・踵骨載距突起等の触診や、足部関節誘導を決定するための評価方法等を学びました。

足底板処方に向けての評価を進めていく中で、私自身歩容の改善を体感する事ができ、足底板の効果を実感しました。

実際の診療場面において、患者様にリハビリ直後の即時効果を実感して頂く事は大切ですが、自宅に帰られた後生活場面の中にある問題点を解消して頂く事も非常に重要な事だと考えているので、入谷式足底板はそれらの問題点を解決する方法の1つになるのではないかと感じました。

現場での足底板処方に向けて、ベースとなる足部の機能解剖や運動連鎖・歩行分析など知識・技術を他のリハスタッフと共有しつつ、今後も基礎セミナー等の研修会に参加できればと思っています。