骨粗しょう症治療開始の基準に、「脆弱性骨折」と「いつの間にか骨折」というものがあります。
骨折には、「脆弱性骨折(ぜいじゃくせいこっせつ)」といわれる、ごく軽微な外傷(例:立った高さからの転倒など)で起こる骨折があります。
以下の骨折が脆弱性骨折といわれており、脆弱性骨折があれば骨密度の数値が高くても骨粗しょう症の治療を開始するケースが多いです。
脆弱性骨折の例
初回の骨密度検査を行った方は、以下もチェックしてみてください。
上記に当てはまる場合は、「いつの間にか骨折」を疑い、胸腰椎(せぼね)のレントゲンを撮影することがあります。
いつの間にか骨折も、脆弱性骨折の一つです。
骨密度の数値と合わせて、治療開始の判定材料に胸腰椎のレントゲンも活用しています。 骨折危険度チェックリスト