だて整形外科リハビリテーションクリニック

肘が痛い elbow

肘が痛い

上腕骨外上顆炎
(じょうわんこつがいじょうかえん)

肘の外側には、手首をそらす伸筋が束になり腱となってくっついています。
テニスや重量物の持ち上げなどで手首を使いすぎることでここに炎症が生じます。

上腕骨外上顆炎の治療法

  • ショックマスター(体外衝撃波)
    • 個人差はありますが、効果は高いです。
  • サポーター
    • 治療の必須アイテムです。
  • 腱鞘内注射
    • 症状が強いときのみ使います。

よくある質問

どうして手首のサポーターが有効なのですか?
手首を動かすことで、肘の外側の伸筋群付着部にストレスがかかります。症状によりますが、手首を保護することで、治癒が早まる傾向が多いです。

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【画像】上腕骨外上顆炎について

肘部管症候群
(ちゅうぶかんしょうこうぐん)

肘の内側には、尺骨神経という肘から前腕の小指に伸びる神経があります。机の角に肘の内側をぶつけると指先にひびく場所がありますが、ここに尺骨神経が通っています。ここが、何らかの理由で圧迫を受けると、前腕の小指側や小指がしびれます。症状が進行すると手の筋肉がやせることもあります。

肘部管症候群の治療法

  • 内服薬
    • 炎症や神経の興奮を和らげます。
  • エコー下注射
    • 尺骨神経の周囲に薬液を入れて、神経周囲の癒着をとります。
  • 手術
    • 保存療法が奏功しないときに行います。

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【画像】肘部管症候群について