肘の外側には、手首をそらす伸筋が束になり腱となってくっついています。テニスや重量物の持ち上げなどで手首を使いすぎることでここに炎症が生じます。
肘の内側には、尺骨神経という肘から前腕の小指に伸びる神経があります。机の角に肘の内側をぶつけると指先にひびく場所がありますが、ここに尺骨神経が通っています。ここが、何らかの理由で圧迫を受けると、前腕の小指側や小指がしびれます。症状が進行すると手の筋肉がやせることもあります。